報道発表資料 2023年8月1日
企業と顧客の継続的な関係構築には「シームレスで良好な顧客体験の創出」がカギ。
NTTアドとアイリッジが戦略的協業を行い、
顧客体験をより良いカタチに改善し企業・ブランドの価値を高めていく。
生成AI「ChatGPT」を活用したCXソリューションプログラムの提供開始
株式会社NTTアド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:東明彦 以下、NTTアド)は、株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田健太郎 以下、アイリッジ)と協業の上、両社の強みを組み合わせて、オンライン・オフラインにおけるシームレスでより良い顧客体験を創出し、企業・ブランドの価値向上へつなげていくCXソリューションプログラムの提供を開始します。
1.開発の背景
NTTアドが目指す「良い顧客体験(CX [Customer Experience])」とは
NTTアドが目指す「良い顧客体験」とは、プロダクトやサービスを通じてポジティブ体験を提供することによって、顧客のペインポイントを解消し、企業・ブランドで得られる「ベネフィットを機能的・感情的側面で相乗的に向上させること」と捉えています。
顧客との接点や場面に応じた「良い顧客体験」のシナリオを企業様と伴走設計し、KPIを継続して改善していくことで、「良い顧客体験」の実現につながると考えます。
NTTアドとアイリッジが協業する意義
「良い顧客体験の実現」には、オンラインからオフラインにおいて多岐にわたる顧客接点をシームレスに連携させ、顧客にとって快適な状態を生み出す必要があります。
そこで、NTTアドの強みである「ファンマーケティング」「店頭プロモーション・スタッフ育成」「接客音声解析」とアイリッジの強みである「アプリ開発・マーケティング」「店頭データ計測」を組み合わせて、オンライン・オフラインにおける最適なCXソリューションとして構築しました。
<NTTアドの強み>
・ファンマーケティング実行
・店頭プロモーション実行/スタッフマネジメント
・接客音声解析システム(ChatGPT活用)
<アイリッジの強み>
・アプリ開発(スクラッチ/パッケージ)
・アプリマーケティング分析基盤
・店頭データ計測システム
2.CXソリューションプログラムの概要
プログラムの特徴
生活者が日々接触しているアプリやSNSを通じて実店舗へと誘引します。店頭での接客を通じ、顧客の本音を生声として全量データ収集、「ChatGPT」を活用した「接客音声解析システム」によりインサイトの発見ができるプログラムとなっています。顧客インサイトをオーガニックな本音から把握できるからこそ「より良い顧客体験」の向上へとつなげていくことができるのです。
顧客接点とアプローチの考え方
CXソリューションプログラムでは、マーケティングのダブルファネルにおいて、オンライン・オフラインのシームレスなより良い顧客体験を創出するために、最も重要視すべき顧客接点といえる「①アプリ ②SNS ③実店舗」にスコープします。
そして、企業・ブランドの体験価値を向上させる「+(プラス)のCX」と顧客のペインポイントを解消する「±(プラスマイナス)のCX」の両側面のアプローチによってCX向上を実現します。(図1)
ソリューションの全体構造
CXソリューションプログラムは、3つのユニットとテーマで構成します。
ユニット1はアプリ活用による「送客」、ユニット2はSNS活用による「話題喚起」、ユニット3は実店舗の接客音声解析による「顧客理解」です。
それぞれのユニットで「良い顧客体験」が実現され、施策の効果検証や顧客インサイトの発見から、次期戦略の仮説立案や有効施策の示唆出しにつながるため、互いにシナジーしあう三位一体での効果を発揮します。
また、三位一体での実施により、企業・ブランドの体験価値を向上させる「+(プラス)のCX」と顧客のペインポイントを解消する「±(プラスマイナス)のCX」を循環型で実行でき、CX向上の最大化につながります。
各ユニットのポイント
Unit 1:アプリ活用=送客
◎「インセンティブ」と「タイミング」を効果的にクロスさせたお店に行きたくなる送客シナリオを設計。
◎アプリ機能を送客に特化。スクラッチ開発不要のアプリキットですぐに始められます。
Unit 2:SNS活用=話題喚起
◎Twitter分析結果を施策前後において最大限活用。
◎店頭センサーによりオンライン⇒オフライン(SNS⇒実店舗)で顧客行動を可視化し分析します。
Unit 3:実店舗の接客音声解析=顧客理解
◎実店舗の店頭接客により、ブランドに対する不安・疑問を解消。
◎生成AI「ChatGPT」を活用して、接客音声解析システム(図3)による全量データ分析で顧客のインサイトを発見。店頭接客スクリプト、アプリ、SNSの改善へつなげます。
- ※データの取り扱いはセキュアな環境にて匿名加工情報へ変換しデータ解析・インサイト分析は個人情報を削除した安全なデータを用いて実施致します。
- ※ChatGPTはMicrosoft Azure Open AIのGPT-4を活用予定。
3.このような課題でお悩みでしたら、ぜひお問い合わせください。
<企業・ブランドと顧客の関係構築における主な課題>
WEBサイト、SNS、店舗など
コンタクトポイントはたくさんあるが
連携できていない。
オフラインの顧客行動が
データで可視化できていない。
顧客のトリガー&ペインポイントを
把握してコミュニケーションできているか
自信がない。
本件に関する報道各位からのお問い合わせ先
株式会社NTTアド
- 経営企画室/浪江・井上
- E-mail: press@ntt-ad.co.jp
本件に関するお客さまからのお問い合わせ先
株式会社NTTアド
- ソリューション開発部/丸山・浦野
- E-mail: cx-sol@ntt-ad.co.jp
(参考)各社概要
株式会社NTTアド
株式会社アイリッジ
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