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②ポテンシャルを秘めた新たなスポーツ
「e-スポーツ」「サイバスロン(Cybathlon)」

今後、盛り上がりが期待される新たなスポーツ「eスポーツ」は、「観たい」27%、「やってみたい」19%。

「新たなテクノロジーを使った新競技として、観てみたい・してみたいもの」を自由回答で聞いてみた。スポーツの捉え方が人により異なるのだろうか、テクノロジーを受容する人と生身の戦いに意味を見出す人など意見が分かれていた。

積極的な意見

  • 「ロボット対人間のサッカー」(27歳・男性)
  • 「自分の動きと連動して戦うロボット格闘技」(29歳・男性)
  • 「架空空間で魔法のようなものを使って戦う格闘技のようなもの」(23歳・女性)
  • 「南国の海、アマゾンの森、サハラ砂漠など世界の色々な名所を仮想現実でリアルに再現したステージで行われるスポーツを見てみたい」(28歳・女性)

否定的な意見

  • 「あんまりテクノロジーに頼り過ぎているのは微妙」(26歳・女性)
  • 「テクノロジーはいらない!生身と生身の人間同士の競技が観たい!」(45歳・男性)
  • 「やはり、肉体を鍛えて見せてくれるスポーツが一番です」(46歳・男性)

実際に存在するテクノロジーを活かした「スポーツ」として「eスポーツ」がある。「これはスポーツなのか!?」という違和感を覚える人もいるかもしれないが、いわゆるビデオゲームでの対戦をスポーツ競技として捉えたもので、2022年アジア大会では正式種目として採用されることが決定している。

  • 「eスポーツ(e-sports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。(日本eスポーツ協会)

この「eスポーツ」について、「観る」「する」に関する意向を尋ねてみたところ、「観てみたい」は26%、「やってみたい」は18%という結果で、それなりに受容性があることがわかった。海外では既に盛り上がりを見せている「eスポーツ」であるが、日本でもプロゲーマーが徐々に誕生しており、近い将来、大きなトレンドとなる可能性も高い。また、VR空間での対戦ゲーム大会も開催され始めており、今後新しいスポーツの形として定着していくことだろう。

  • JAEPO×闘会議2017

    日本での大会も今後増えていくことが見込まれる。
    【JAEPO×闘会議2017 / niconico】

障がい者を中心に、肉体とテクノロジーの融合で競い合う「サイバスロン(Cybathlon)」、「観てみたい」23%。

最後に、「サイバスロン(Cybathlon)」をご紹介したい。障がい者が最先端のテクノロジーを活用して競い合う国際スポーツ大会で、「サイボーグのオリンピック( Cyborg Olympics)」とも呼ばれ2016年に第一回が開催された。

  • “Cybathlon (サイバスロン)とは最先端のロボット工学や生物機械工学技術などによって能力を拡張された障がい者アスリートのための国際大会です。“(在日スイス大使館科学技術部)
  • “競技の種目は「ブレイン-マシンインターフェース」「機能的電気刺激自転車」「パワード義手」「パワード義足」「パワード外骨格」「電動車いす」の6部門”(日経テクノロジーonline)

この「サイバスロン」について「観る」意向を尋ねてみたところ、「観てみたい」が23%という回答であり、今後さらに意向度が高まっていくと見込まれる。「サイバスロン」の面白い点は、身体能力だけでなく技術力もチームとして競い合う点だ。スポーツテクノロジーに消極的な人たちも考え方が少し変わるのではないだろうか。次回開催はオリンピック・パラリンピックと同じ2020年。スポーツとテクノロジーの有り様が大きく変わる年になるだろう。

  • CYBATHLON 2016: Official Trailer

    “ETH Zurich”