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RESEARCH2:
「秋葉原訪問者」に対する定性調査
①秋葉原で女子会を開く女友達3人組

 前述の定量調査によって、女性の「秋葉原訪問者」に特徴的な同伴者形態、「友達と訪問する」「恋人と訪問する」「家族と訪問する」各層に対し、インタビュー調査を実施した。

「オタク・ネイティブ女子」はキャラ好き世代。秋葉原は楽しくて使える街!

  • 左から、Aさん、Bさん、Cさん。3人でよく行くのは「パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント」

基本プロフィール

SNSを通じてできた友達と、「ゆるく」アキバで遊ぶのがツボ。

Aさん(21歳):大学4年生。東京都港区出身。現在は港区内で実家暮らし。秋葉原へは、JR田町駅から山手線で。秋葉原へは月2~3回訪問。SNSで知り合った仲間やサークルの仲間、アニメ好きの友達と一緒に行く。

Bさん(22歳):大学4年生。三重県出身。現在は文京区で1人暮らし。秋葉原へは、東京メトロ丸ノ内線で御茶ノ水に出て、そこからJR総武線御茶ノ水駅に乗り換え。大学から約20分。秋葉原へは、月3~4回訪問。アルバイト先の仲間や地元の友達、さらには、つくばに住んでいるモトカレと一緒に行く。

Cさん(21歳):大学4年生。新潟県出身。現在は板橋区で1人暮らし。秋葉原へは、大学のある東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から御茶ノ水駅へ。そこからJR総武線に乗り換え。大学から約20分。秋葉原へは、月2~3回訪問。バイト先の仲間、地元の友達と行く。

BさんとCさんが知り合ったきっかけは、同じ大学でありながら、週2回、東京駅にある同じカフェでアルバイトをしていたこと。AさんとBさんは、東方神起の熱心なファンという共通の趣味があり、Twitterの匿名アカウントを通じて知り合ったらしい。

生活スタイル

可処分所得はバイト代+仕送りで月約10万円、主な情報源はTwitter。

3人とも洋服や趣味に使えるお金は、仕送り、バイト代などを合わせて毎月約10万円。Bさん、Cさんは1人暮らしだが、家賃・光熱費等の固定費は、ご両親の口座から引き落とし。

主な情報源はTwitter。自分の趣味に関する情報(Aさん、Bさんの場合は主に東方神起)をシェアするアカウントと、その他の友達とつながる匿名アカウント2つを保有。その他、LINE、Instagram、一応、Facebookのアカウントを保有。

Aさんは、ふだん新宿「ルミネ」、渋谷のセレクトショップ、「有楽町マルイ」、銀座「ZARA」などで、ファッションや日用雑貨を購入している。

Bさんはふだん池袋や新宿の「ルミネ」「パルコ」で、ファッションや日用雑貨を購入している。たまに、大学が近い後楽園「ラクーア」で食事をしたり、バイト先が近い東京駅「丸ビル」でも買い物をする。

Cさんは、池袋や新宿の「ルミネ」「パルコ」で、ファッションや日用雑貨を購入している。

秋葉原の訪問目的

「秋葉原」はモノ消費だけじゃなくコト消費もできる多機能な街。

Aさん:友達との待ち合わせや電車の乗り換えが多い。ショッピングであれば、アニメ好きな友達とアニメ系ショップへ訪れたり、サークルのイベント関連グッズをドン・キホーテへ買いに行くこともある。

Bさん:バイト先や地元の友達と飲みに行ったり、ダーツ、ビリヤード、カラオケをするなどコト消費がメイン。夜行バスの発着地があったり、つくばエクスプレスが通っていることもあり、地元の友達や、つくばに住んでいるモトカレとも会いやすい。メイド喫茶にハマっている女友達が2人いて、お付き合いで3回ほど訪問経験あり。

Cさん:友達との食事、カラオケといったコト消費で、あまり買い物はしない。アルバイト先の友達や地元の高校の同級生と遊ぶ。メイド喫茶でアルバイトしている友達がいるので、今度訪問する予定。

Aさん、Bさんは、もともと、東方神起好きのTwitterアカウントで知り合ったこともあり、一緒に韓国のライブ会場へ行くほどの仲。秋葉原で販売されている関連グッズは非公式な商品が多いため、ここでは購入せず、ライブ会場で購入する。2人は、月のお小遣いの半分を東方神起関連に消費する。

秋葉原に感じている価値

「便利な街」…友達同士で集まる時に、誰の家からも同じ距離の「中間地点」として指定されることが多い。

「地元の友達に自慢できる鉄板の観光ルート」…地元から友達が遊びに来た時に連れて行くのに最適な場所。AKBカフェやメイド喫茶など、訪日外国人のような観光ルートに連れていく。他には原宿・竹下通り、渋谷・109も人気。

「キャラクターを楽しむ街」…メイド喫茶でバイトする友達や、メイド喫茶にハマっている女友達が身近にいて、たまにメイド喫茶に足を運ぶ。ハマっている子は、サンリオなどキャラクターが好きな子が多く、可愛い女の子を見ることが楽しいようだ(Bさん)。

3人とも高校生の時に「AKB48」が流行った世代。そのためか、「秋葉原」や「オタク」に対して苦手意識はない。